金沢の郷土料理、治部煮が好きです。
治部煮は鴨肉ですが、鶏むね肉の治部煮もなかなか美味しいです。
今回もそぎ切りにした鶏むね肉をブライン液に漬けて1日置いておきました。
ブライン液は1ℓの水に25gの塩と30gの砂糖を溶かしたものを私は使っています。
むね肉のパサパサがなくなり、肉も柔らかくなって子どもも咀嚼しやすくなります。
ブライン液からお肉を引き上げて水気を取り、片栗粉か小麦粉をまぶして油を少し多めに引いたフライパンで焼きます。お肉にはブライン液でちょうど良い下味がついています。
一度取り出して綺麗にした鍋にだし汁、酒、みりん、しょうゆで味を付けた調味液を温めて、お肉を加えてじぶじぶ煮ます。
お肉だけの治部煮ですが、本場はもっと豪華です。
金沢を母と訪れたとき、卯辰山にある素敵な日本料理店に母のお友達に連れて行っていただきました。上品な郷土料理が並んで心躍った思い出があります。
しかし何故か食べられない…。全部ぺろりと食べられるはずなのに入らない。。なんか自分の味覚もおかしい。
帰り道も体がだるく歩けずおかしいなと思って帰宅したら、長男がおなかにいました。
治部煮を作るたびに金沢へ行きたくなります。
また、いただきたい料理が沢山あるのです。
美しい国石川へいこう。
献立
ごはん
鶏むね肉の治部煮
ボイルブロッコリー