豚バラ肉でポッサム。
先週の献立に出したものです。
キムジャンの頃に浅漬けのキムチや大根のキムチ等と食べるポッサム(包むという意味)です。
我が家ではスーパーで手に入る宗家のキムチでポッサムをします。
お肉はバラ肉でも肩ロース肉でも。お好みで良いと思います。
今回はバラ肉で作りましたが私はやはり肩ロースなど脂少な目の部位がいいと感じました。胸やけです。
生野菜かエゴマの葉、東新宿に行ったらエゴマの醤油漬けを買ってそれらで巻き巻きして食べます。
今回は何にもないのでキムチ、サムジャンなどで適当に食べました。
きちんと用意しないとだめですね。物足りなさを感じました。
バラ肉を下茹でして、灰汁や油を落として一度汚れを洗い流し、鍋に再度水とねぎの青い部分とにんにく、しょうが、酒を加えてお肉を茹でます。
無ければあるもので。
みそを大さじ1強ほど入れてゆっくり茹でます。1時間弱茹でてお肉を引き上げてスライスして完成です。
長男は3歳まで韓国で生活し、よく知っている韓国人のおじいちゃんとおばあちゃんに大変可愛がってもらったため韓国料理をよく食べます。
そしてこのポッサムやカルビチム等おばあちゃんの料理が大好きでした。
おばあちゃんの料理は毎回本当に美味しくて愛情がこもっていました。
自分の作る料理に何も感じないのにおばあちゃんのごはんは本当においしいと感じました。味付けではない違う種類の美味しさがあるのです。温もりのような。
韓国は隣の国です。
新幹線で東京から大阪へ行く時間で韓国に行くことができますが、私はそこで大きな孤独と戦っていました。
初めての育児でした。やつれていく私の顔を見て「私の布団で寝ていきなさい。子どもは見ているから心配しないで」と本当の家族のように接してくれたことは私の人生で忘れることのない記憶です。
その時に作ってもらって食べたごはんは、本当に美味しくてポロポロ泣きました。
目指してできるようになることではないかもしれませんが、これから身近な人が心や体が疲れているときに薬になるようなご飯を作れるようになったらいいなと思います。
今日は金曜日、皆様一週間お疲れ様でした。